こんにちは。

屋外調査に最適な季節となってきたため、最近は各地を回らせていただいております。そんな中、先日はドローンに搭載する新型レーザー機器の現地実証試験を行いました。

一般にグリーンレーザーの最大計測深は、円盤を水に沈めた際に見える深さ(secchi)×1~2倍程度とされていますが、北海道の泥炭地などでよく目にする茶色い河川で、実際にどの程度の濁りや水深であれば河床高を計測できるのかを実地で確認することが目的です。

プレビュー画面ではまずまずの結果となっていそうですが、あくまでもプレビュー。後日、最適軌跡解析などを行ったのちに実測データとの整合性を照査し、どの程度の濁水まで対応できるのか検証をしていきたいと思います。

グリーンレーザーの導入は上記の検証結果を待ってから判断となりますが、今年度からは補測期間の短縮を目的としてハンディレーザーの活用も進めています。

ゆほびかでは、正確なデータを迅速にお客様にお届けするため、技術者のスキルアップと併せて、新技術の導入に積極的に取り組んでまります。

ドローンによる三次元測量などにご興味のある方へ

執筆者: 香川 誠 (投稿記事一覧)

  • 技術士(総合技術監理部門/建設部門)、防災士、測量士。
  • 2024年より株式会社ゆほびか代表取締役社長。
  • 業務を通じた体験や学びなどを要約して記事にしています。
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